顔文字を真面目に分析すル!!v(=∩_∩=)
2.悲しい、ごめんなさい…【なく】を分析する
人は悲しいとき泣きます。泣くというのは涙を流している状態を指します。ですから泣くという漢字にはサンズイが付いています。基本的には泣くと声も出ます。人は興奮すると声が出ます。泣くというのは一種の興奮状態です。ですから、とても嬉しいときやとてもくやしいとき、とても感動したときなどでも涙が出る場合もあります。♪一度だけでもいい喜びに声をあげ泣いてみたい(平井堅「Ring」)という歌詞がありますが、同感です。涙の成分は血液と同じなんだそうです。そしてストレスホルモンと呼ばれるものが含まれているそうです。泣くという行為はストレスを解消するのに一役かっているともいえますし、ストレスの許容量を超えている状態という見方もできますね。泣いているときは思考が鈍ります。周囲から自分をシャットダウンすることもできます。
赤ちゃんは泣くのが仕事と言われるくらいスグ泣きます。泣かないほうがかえって心配になります。赤ちゃんの場合は、悲しいから泣くのではなく、不快だから不安だから泣きます。大きくなるとある程度は泣くのを我慢できるようになります。ストレス耐性がついたのか、思考という処理の方法を体得したのでしょう。泣くのを我慢するときもあります。例えば泣くことは恥ずかしいと思うようになったときです。強がっています。泣きたいときにも泣けなくなってしまうこともあります。こころが泣いているなどと表現される状態ですが、例えば、極度に緊張しているときは泣いている場合ではないと脳が判断し泣けません。
泣くという行為は、非常事態ですから相手の感情は揺さぶられます。相手が罪悪感を感じたなら、なんとかこの状況を収拾しなければと思うでしょうし、感情豊かな人なんだと感じたなら、心優しい人と思わせることができますし、弱さを見せてくれたのだと思ったなら、もっと愛情をくれるでしょう。どちらにしろ相手をコントロールしている訳ですが、それを利用してウソ泣きという演技を身に付ける人がいます。練習しだいでは簡単に泣けるようになるようです。でも、悪用はいけません。自分の感情をコントロールし過ぎることは、きっと自分のためにもならないのではないでしょうか。泣くというのは相手に自分の意志や感情を伝えるための一つの表現方法です。ほかのひとに悲しいという気持ちをわかりやすく伝えるという優しさもあると思います。
悲しいという感情に戻ります。悲しくて涙が出るときが悲しい感情を抱いたときのわかりやすい例ですが、これでは説明になってませんね。自分にとって大切なものがなくなって、二度と戻ってこないことを自覚したときの喪失感が悲しいという状態といえるかもしれません。哀しいとの違いは?
自分が何かをしたりしなかったりしたことで、相手に悲しい思いをさせたことを悔いたとき、悪かったという気持ちになります。ごめんなさい、すみませんという状況ですが、表情的には同じです。罪悪感をもっている場合、相手に謝ります。日本では相手に向かっておじぎをします。感謝するときも挨拶をするときも基本的にはおじぎをします。昔はヒザとおでこを地面につけ土下座をしました。でも自分が悲しいときにはおじぎはしません。
【なく】(>_<)
(>_<)実際に目がこのような見事な、くの字になることはありません。笑うのと同じように目が細くなりますが、違いは笑うのが目の外側の端がキュッとなるのに対して、目尻がギュッとなっている様子を表しています。
例)
また今日も徹夜だよー(>_<)
急にキャンセルしちゃってごめんね(>_<)
【なく】。・゚゚・(>_<)・゚゚・。
【なく】(ノ_・。)
【なく】(T.T) (T-T) (ToT) (T^T)
まとめ |
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目 |
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口 |
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本人の気持ち |
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相手への効果 |
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その他 |
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ごまかし |
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だまし |
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